子育て支援

子どものインフルエンザ予防接種の助成 条件なしで受けられるのは京都府の5市町村、京都市は助成なし(2026年度)

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冬の京都の町を背景に、マフラーを巻いた親子が小さな診療所へ向かうイラスト

子どものインフルエンザ予防接種は、予防接種法の定期接種ではない任意接種です。健康保険がきかず、費用は医療機関ごとに違い、子ども医療費の助成も使えません。

要点

  • 綾部市は、指定医療機関の窓口で1回1,500円(経鼻ワクチンは3,000円)を払えば受けられます。ほかの4町村は、全額を払ってからあとで申請する償還払いです。
  • 京丹後市・福知山市・宮津市・伊根町には、住民税非課税世帯、障害者手帳、町の国民健康保険などの条件つきの助成があります。
  • 助成のある5市町村のうち4つは山城地域の町村で、京都市・乙訓、南丹、丹後の地域には、すべての子どもが対象の助成はありません。

すべての子どもが対象の助成がある5市町村

子どものインフルエンザ予防接種の助成(2026年度)

市町村対象助成
綾部市生後6か月〜中学3年生相当窓口で払うのは1回1,500円(経鼻は3,000円)
宇治田原町生後6か月〜小学校に入る前費用の半分、1回2,000円まで(住民税非課税世帯・生活保護世帯は全額)
笠置町生後6か月〜18歳(高校3年生相当)1回1,500円まで(経鼻は3,000円まで)
和束町生後6か月〜中学3年生全額(13歳未満は2回分、13歳以上は1回分)
南山城村生後6か月〜中学生1回1,500円まで、2回まで(生活保護世帯は全額)

受け方と期限(2026年度)

市町村受け方接種の期間と申請の期限
綾部市指定医療機関では自己負担分だけ払う。ほかの医療機関は償還払い2026年9月24日〜2027年1月30日の接種。償還払いの申請は2027年3月31日まで
宇治田原町償還払い2026年4月1日〜2027年3月31日の接種。申請は2027年3月31日まで
笠置町償還払い2026年10月1日〜2027年1月30日の接種。申請は2027年3月31日まで
和束町償還払い申請は2027年3月31日まで
南山城村償還払い2026年10月1日〜2027年1月30日の接種。申請は最後の接種から2か月以内
和束町は、接種の期間を示していません。

綾部市・笠置町・宇治田原町は、鼻にスプレーする経鼻ワクチンも助成の対象にしています。和束町と南山城村は、経鼻ワクチンの扱いを町村に確かめてください。笠置町は2026年度に、対象を高校3年生相当まで広げました。償還払いの申請には、領収書と振込先の口座が分かるものが要ります。母子健康手帳の接種記録の写し、明細書、印鑑なども求める市町村があるので、申請の前にそれぞれのページで確かめてください。健康保険組合などから補助を受けた分は、町や市の助成から差し引かれます。

  • 綾部市:こども支援課 母子保健担当 0773-42-0020
  • 宇治田原町:子育て支援課 0774-88-6636
  • 笠置町:保健福祉課 0743-95-2303
  • 和束町:保健福祉課 0774-78-3006
  • 南山城村:保健福祉センター 0743-93-0294

条件つきの助成がある4市町

所得・障害・保険の条件がある助成(2026年度)

市町対象助成
京丹後市世帯全員が住民税非課税か均等割だけ課税の、生後6か月〜中学3年生相当の子払った額から1回1,500円(経鼻は3,000円)を引いた額。2026年10月1日〜12月28日の接種で、申請は2027年2月26日まで
福知山市64歳以下で、身体障害者手帳1・2級か療育手帳Aを持つ人窓口で払うのは1,500円(経鼻は3,000円、2〜18歳)。住民税非課税世帯・生活保護世帯は、接種の前に申請すると無料。2026年10月1日〜2027年1月31日の接種
宮津市生後6か月〜64歳で、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A・B、精神障害者保健福祉手帳1〜3級のどれかを持つ人2025年度は、1回の自己負担が1,500円
伊根町町の国民健康保険に入っている人町内の伊根診療所で受けると無料。接種日は2026年10月〜2027年3月の予定
宮津市は、2025年度の障害者福祉のてびきの内容です。

京丹後市の助成は、物価高騰に対応する国の交付金を使っています。宮津市は2026年度も、障害のある人の任意接種に市独自の助成があると案内しています。2026年度の額は宮津市に確かめてください。

京都市など16市町村は、子どもへの助成を案内していない

  • 京都市・乙訓:京都市・向日市・長岡京市・大山崎町
  • 山城:宇治市・八幡市・京田辺市・木津川市・久御山町・井手町・精華町
  • 南丹:亀岡市・南丹市・京丹波町
  • 中丹:舞鶴市
  • 丹後:与謝野町

この16市町村の公式サイトには、子どものインフルエンザ予防接種の助成の案内がありません。京都市は、高齢者以外の人のインフルエンザの接種は任意接種で、料金の助成制度はないとしています。城陽市は、子どもの予防接種を案内する子育て支援サイト「JOYO KIDS」が2026年10月27日時点でメンテナンス中でした。城陽市健康推進課(0774-55-1111)に確かめてください。

京都市は2025年10月の市長への手紙の回答で、市独自の助成は財政の負担が大きく、現時点では難しいとしています。そのうえで、ほかの自治体と一緒に、定期接種の対象年齢を広げるよう国に求めています。

久御山町・井手町は、子どもの保険診療の自己負担がありませんが、子どものインフルエンザ予防接種の助成は案内していません。

京都府26市町村の子ども医療費助成を比較市町村ごとの通院・入院の対象年齢と、窓口で払う自己負担

国の定期接種と、接種の回数

インフルエンザの定期接種の対象は、65歳以上の人と、60〜64歳で心臓・じん臓・呼吸器などに重い障害がある人です。子どもは入っていません。

注射のワクチンは、13歳未満は2回、13歳以上は原則1回で、市町村の助成も13歳以上は1回分です。経鼻ワクチンは、2歳以上19歳未満の人が1回受けます。予防接種の相談は、京都府予防接種相談センター(075-811-9150、月・木・金の9〜17時)にできます。

そだちのヒントで、注射や病院をこわがるときの工夫を見る前もってお医者さんごっこで流れを知る、接種のときはひざの上で抱きしめて気をそらすなどの関わり方

子どもの具合が悪くなり夜に相談したいときは、京都府の小児救急電話相談(#8000、15歳未満の子どもと家族が対象)が、毎日19時〜翌朝8時(土曜は15時から)に受け付けています。笠置町・南山城村と、西京区・伏見区の一部からは075-661-5596にかけます。

夜間・休日に子どもの具合が悪くなったら(京都市)#8000・#7119の電話相談と、急病診療所の受付時間

出典

各市町村の公式サイトは2026年10月27日時点のものです。市町村の数は、各市町村の公式サイトからFAMISMAが集計した値です。

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