学校・学区

京都市の小中一貫校(義務教育学校)10校 学区と、通う前に知っておきたいこと

公開日:

京都市には、小学校と中学校の9年間を1つの学校で学ぶ「義務教育学校」があります。家を探すときに、学区の学校が義務教育学校だった、ということもあります。京都市の学校一覧と通学区町名一覧をもとに、市立の義務教育学校10校の場所と学区を整理しました。

この記事のポイント

  • 義務教育学校は、小学校と中学校の9年間を1つの学校で一貫して教える学校です。1年生から9年生までが在籍し、前期課程(6年)と後期課程(3年)に分かれます。
  • 京都市立の義務教育学校は10校で、市街地に6校(東山区・南区・西京区・伏見区)、山間部に4校(左京区の大原・花背、右京区の京北・宕陰)あります。
  • 東山区は、区内の市立小中学校が開睛小中学校と東山泉小中学校の2校だけで、区の263の町すべてがどちらかの学区です。
  • 開睛小中学校・東山泉小中学校・凌風小中学校・栄桜小中学校・向島秀蓮小中学校などは、町の一部だけが学区になっている町があります。番地まで確認が必要です。

義務教育学校とは

義務教育学校は、2016年度から制度化された、小学校から中学校までの9年間を一貫して教える学校です。学年は1年生から9年生までで、1〜6年生を前期課程、7〜9年生を後期課程と呼びます。小学校から中学校に進むときに学校が変わらないため、9年間を見通した教育課程を組めるのが特徴です。

京都市立の義務教育学校も、通常の小学校・中学校と同じく学区(通学区域)が決まっていて、学区の子どもは指定校として通います。校名は「〇〇小中学校」です。

京都市立の義務教育学校10校

京都市立の義務教育学校と学区の町の数

学校区地域学区に含まれる町うち町全体が学区
京都市立開睛小中学校東山区市街地204203
京都市立東山泉小中学校東山区市街地6059
京都市立凌風小中学校南区市街地4039
京都市立洛西陵明小中学校西京区市街地1313
京都市立栄桜小中学校伏見区市街地2113
京都市立向島秀蓮小中学校伏見区市街地2218
京都市立大原小中学校左京区山間部1919
京都市立花背小中学校左京区山間部99
京都市立京都京北小中学校右京区山間部4141
京都市立宕陰小中学校右京区山間部5555
学校は文部科学省の学校コード一覧をもとにした京都府の学校一覧(FAMISMA)から。学区の町の数は、京都市教育委員会「京都市通学区町名一覧」でその学校が出てくる町の数をFAMISMAが集計。「地域」はFAMISMAによる区分。

このほか、北区には国立の京都教育大学附属京都小中学校があります。国立の学校には学区がなく、入学の方法は学校の案内で確認する必要があります。

東山区は、区のすべてが義務教育学校の学区

東山区の市立小中学校は、開睛小中学校と東山泉小中学校の2校だけです。通学区町名一覧に載っている東山区の263の町は、すべてこの2校のどちらかの学区で、開睛小中学校が204町、東山泉小中学校が60町です(1つの町は2校に分かれています)。

東山区で家を探す場合は、小学校と中学校を別々に考える必要はなく、どちらの義務教育学校の学区かを確認すれば9年間の通学先が決まります。

町の一部だけが学区になっている学校

伏見区の栄桜小中学校と向島秀蓮小中学校は、学区に含まれる町のうち、町の一部だけが学区になっている町が多くあります。たとえば栄桜小中学校の学区がある伏見区の石田大受町は、番地によって春日野小学校・池田小学校・池田東小学校・栄桜小中学校のいずれかに分かれます。

同じ町名でも番地によって通う学校が変わるため、物件の住所は番地まで確認し、通学区町名一覧や区役所・支所、京都市教育委員会で確かめましょう。

京都市の学区(通学区域)の調べ方同じ名前の町や、番地で学区が分かれる町など、京都市の学区を調べるときの注意点をまとめた記事です。

山間部の義務教育学校

左京区の大原小中学校・花背小中学校、右京区の京都京北小中学校・宕陰小中学校は、市の北部や西部の山間部にある学校です。学区に含まれる町はすべて町全体が学区で、宕陰小中学校は55町、京都京北小中学校は41町と、広い範囲を1校で受け持っています。

山間部の学校では、通学の距離や手段が市街地と大きく違います。移住などを考えている場合は、通学の方法を学校や教育委員会に確認しておくと安心です。

学区の学校を確かめる

町名から学区(通学区域)を探す京都市の通学区町名一覧をもとに、町名を入力すると小学校・中学校・義務教育学校を表示します。京都市の学校一覧・マップを見る京都市内の小学校・中学校・義務教育学校などを、地図と一覧で確認できます。

注意点

  • 学区は、学校の統合や新設などで変わることがあります。区によって通学区町名一覧の時点が違うため、最新の情報は京都市教育委員会に確認してください。
  • 学区の町の数は、その学校が小学校・中学校のどちらかの欄に出てくる町を数えたもので、学区の面積や子どもの数を表すものではありません。

出典

学校の一覧は文部科学省の学校コード一覧、学区は京都市教育委員会の通学区町名一覧から、FAMISMAが学校一覧・学区検索のために整理したデータをもとに集計しました。

記事の数字は、自治体の公表資料をもとにFAMISMAが集計した参考値です。制度や受付の内容は変わることがあるため、手続きの際は必ず自治体の公式情報をご確認ください。

読みもの一覧へ