学校・学区

京都市の学区(通学区域)の調べ方 同じ名前の町、番地で分かれる町に注意

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京都市で家を探すとき、「この家はどの小学校・中学校の学区か」は大切な確認ポイントです。京都市の学区は町名ごとに決まっていますが、京都ならではの事情で、町名だけでは学区が決まらないことがあります。京都市教育委員会の「京都市通学区町名一覧」を区ごとに集計し、学区の調べ方と、間違えやすいポイントを整理しました。

この記事のポイント

  • 京都市の公立小中学校の学区(通学区域)は、町名ごとに指定されています。京都市教育委員会の一覧には、11区とその他を合わせて5,138の町名が載っています。
  • 上京区・中京区・下京区・東山区では、同じ区に同じ名前の町がいくつもあり(計257件)、通り名で区別されます。同じ名前でも学区が違うことがあります。
  • 258の町は、町の中で学区が分かれています。そのうち125町は境界が示されておらず「番地による」とされているため、番地まで確認が必要です。
  • 市立小学校145校のうち6校は、住所によって進む中学校が分かれます。小学校が同じでも、中学校まで同じとは限りません。

京都市の学区は町名で決まる

京都市立の小学校・中学校・義務教育学校は、住んでいる町によって通う学校(指定校)が決まります。どの町がどの学校の学区かは、京都市教育委員会が区ごとに公表している「京都市通学区町名一覧」で確認できます。

一覧は区ごとのPDFで、町名と、その町の小学校・中学校が並んでいます。町の一部だけが別の学校になる場合は、通りや番地で区切って書かれています。

町名から学区(通学区域)を探す京都市の通学区町名一覧をもとに、町名を入力すると小学校・中学校を表示します。区ごとの町名一覧もあります。

区ごとの町名の数と、注意が必要な町

京都市通学区町名一覧の区ごとの集計

区町名の数学区が分かれる町同じ名前の町一覧の時点
北区435150令和7年4月1日現在
上京区581177記載なし
左京区583200令和7年4月1日現在
中京区4981780令和2年10月1日現在
東山区263113記載なし
山科区307530平成31年4月現在
下京区523587記載なし
南区27260令和4年8月20日現在
右京区649330令和6年10月1日現在
西京区320290令和7年4月1日現在
伏見区703770令和7年4月1日現在
その他(市外からの受託通学)410記載なし
合計5,138258257―
京都市教育委員会「京都市通学区町名一覧」(区ごとのPDF、2026/10/10確認)からFAMISMAが集計。「同じ名前の町」は、同じ区の一覧に同じ町名が2回以上出てくる行の数。「一覧の時点」は各PDFに書かれた日付。

町名の数がもっとも多いのは伏見区(703)で、右京区(649)、左京区(583)、上京区(581)と続きます。町の中で学区が分かれるケースも伏見区(77町)と山科区(53町)に多く、区によって注意の度合いが違います。

注意1:同じ区に同じ名前の町がある

京都の中心部(上京区・中京区・下京区・東山区)には、同じ区の中に同じ名前の町がいくつもあります。一覧では、町名の後に通り名を添えて区別しています。同じ名前の町が出てくる行は、4区で合わせて257件ありました。

物件の住所に町名しか書かれていないときは、「上ル・下ル・東入・西入」などの通り名を含めた住所を確認しましょう。京都の住所の読み方は、通り名と方角の組み合わせで場所を表す独特のものです。

京都超ローカル辞典:上ル・下ル京都の住所に出てくる「上ル・下ル・東入・西入」の意味と読み方を解説しています。京都超ローカル辞典:京都の住所はなぜ長い?通り名と町名を組み合わせる京都の住所の成り立ちを解説しています。

注意2:同じ町の中で学区が分かれる

258の町は、町の中で学区が分かれています。分かれ方は、道路や川を境にするものと、境界を示さずに番地で決まるものがあります。

  • 山科区の音羽稲芝は、国道1号線の西側が音羽川小学校、東側が大塚小学校の学区です(中学校はどちらも音羽中学校)。
  • 伏見区の石田大受町と北区の上賀茂本山は、1つの町が4つの学校の組み合わせに分かれます。石田大受町では、番地によって春日野小学校、池田小学校、池田東小学校、栄桜小中学校のいずれかになります。
  • 境界が示されず「番地による」とされている町は125町あります。この場合は、一覧だけでは学校が決まらないため、区役所・支所や京都市教育委員会に番地を伝えて確認する必要があります。

注意3:小学校が同じでも、中学校が同じとは限らない

一覧に出てくる市立小学校145校のうち、6校は、住んでいる町によって進む中学校が分かれます。たとえば錦林小学校は町によって岡崎中学校か近衛中学校に、朱雀第一小学校は中京中学校か朱雀中学校に分かれます。中学校まで含めて考えるなら、小学校の学区だけでなく、中学校の欄も確認しておくと安心です。

また、京都市には小学校と中学校を合わせた義務教育学校(小中一貫校)もあり、その学区では9年間同じ学校に通います。一覧の「その他」には、久御山町・八幡市の一部から京都市立の学校へ通う「受託通学」の地域も載っています。

家探しのときの確認手順

  1. 物件の住所を正確に確かめる町名だけでなく、通り名(上ル・下ルなど)と番地まで含めた住所を確認します。
  2. 町名一覧で学校を調べる区の町名一覧、または町名から学区を探すページで、小学校と中学校を確認します。同じ名前の町が複数出てきたら、通り名で見分けます。
  3. 分かれる町・番地による町は問い合わせる町の中で学区が分かれる場合や「番地による」場合は、区役所・支所や京都市教育委員会に番地を伝えて確認します。
  4. 一覧の時点と、学校の再編を確かめる区によって一覧の時点が違い、古いものは平成31年のままです。学校の統合や新設で学区が変わることもあるため、最新の情報を教育委員会に確認します。
京都市の学校一覧・マップを見る京都市内の小学校・中学校などを地図で確認できます。学校ごとのページに、近くの学校や学区の確認先も載せています。

注意点

  • この記事は、京都市教育委員会が公表している区ごとの町名一覧をもとにしています。一覧の時点は区ごとに違います。
  • 学区は指定校を決めるためのもので、事情によっては指定校以外の学校に通える制度もあります。詳しくは京都市教育委員会に確認してください。
  • 私立・国立の学校は、学区とは関係なく入学の手続きがあります。

出典

区ごとの町名一覧(PDF)から町名と学校を読み取ったデータ(町名から学区を探すページと同じ)をFAMISMAが集計しました(2026/10/10確認)。

記事の数字は、自治体の公表資料をもとにFAMISMAが集計した参考値です。制度や受付の内容は変わることがあるため、手続きの際は必ず自治体の公式情報をご確認ください。

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