京都市の幼稚園の入園(2027年4月) 願書の時期・無償化と費用・預かり保育の条件
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京都市の市立幼稚園と、新制度の私立幼稚園・認定こども園に入る子は、願書とは別に、無償化のための「1号認定」の申請書を2026年12月4日までに園へ出します。私学助成の私立幼稚園では、別の「施設等利用給付認定」を申請します。
要点
- 京都市立幼稚園は15園です。2027年度の入園願書の交付と受付は2026年10月13日〜26日(土日を除く9時〜18時)で、入りたい園に出します。通園区域があり、定員に余裕があれば、そのあとも随時受け付けます。
- 私立幼稚園は各園に直接申し込みます。願書の受付は10月1日に始まるのが一般的なので、空きがあるかを園に確かめてから願書を出します。
- 預かり保育は、共働きなど「保育が必要な理由」に当てはまれば、利用日数×490円(月12,300円まで)が無償になります(2026年10月から)。
京都市の幼稚園は4種類
京都市の幼稚園は、運営と制度の違いで4つに分かれます。通いたい園が「新制度」の園かどうかは、園に確かめるのが確実です。
京都市の幼稚園の種類(2026年10月)
| 種類 | 数 |
|---|---|
| 市立幼稚園 | 15園 |
| 新制度に移った私立幼稚園 | 29園(2027年4月に12園が移る予定) |
| 新制度に移っていない私立幼稚園(私学助成園) | 46園 |
| 認定こども園(幼稚園部分) | 私立幼稚園から移った19園など |
- 市立幼稚園は、4・5歳だけの2年保育が6園、3・4・5歳の3年保育が9園です。2年保育の園には「3歳未就園児クラス」があります。市立幼稚園では給食を出していません(有料の弁当を選べる園はあります)。
- 2026年4月には、14園の私立幼稚園が新制度に移りました。
区ごとの私立幼稚園等と市立幼稚園の数(2026年)
- 私立幼稚園等
- 市立幼稚園
- 北区
- 上京区
- 左京区
- 中京区
- 東山区
- 山科区
- 下京区
- 南区
- 右京区
- 西京区
- 伏見区
2027年4月入園の申込み
幼稚園は、保育園のように区役所に申し込んで市が入る園を決めるのではなく、通いたい園に直接申し込みます。そのうえで、無償化を受けるための「認定」の申請を別にします。
入園する学年と生まれた日(2027年4月入園)
| 入園する学年 | 生まれた日 |
|---|---|
| 3歳児(3年保育) | 2023年4月2日〜2024年4月1日 |
| 4歳児(2年保育など) | 2022年4月2日〜2023年4月1日 |
| 5歳児 | 2021年4月2日〜2022年4月1日 |
- 市立幼稚園:10月13日〜26日に願書を出す入りたい市立幼稚園で願書を受け取り、その園に出します。通園区域と募集人数は園に確かめます。
- 私立幼稚園:空きを確かめ、願書を出す願書の受付は10月1日に始まるのが一般的です。受付の方法や空きの状況は園ごとに違うので、各園に確かめます。
- 1号認定を申請する(市立・新制度の私立・認定こども園)入園の手続きとは別に、京都市の1号認定が必要です。申請書を、通う予定の園に2026年12月4日(金)までに出します。2027年4月に新制度に移る園の場合は、2027年1月15日(金)までです。マイナポータルから電子申請もできます。
- 施設等利用給付認定を申請する(私学助成園・預かり保育)私学助成園の保育料の給付(新1号)や、預かり保育の無償化(新2号)を受けるには、この認定が必要です。4月に入園する人には各園から申請書が配られ、通う予定の園に出します。期限は、園から配られる案内で確かめてください。認定は申請した日からで、さかのぼりません。
保育料・入園料・給食費
3〜5歳の費用(2026年10月から)
| 費用 | 市立・新制度の私立・認定こども園 | 私学助成の私立幼稚園 |
|---|---|---|
| 保育料 | 無料 | 月28,000円まで給付(いったん園に払い、あとで市から払い戻し) |
| 入園料 | 市立はなし。新制度の私立は園ごとで、無償化の対象外 | 給付の対象(在籍月数で割って月の保育料に足し、合わせて上限まで) |
| 給食の副食費(おかず代) | 年収360万円未満相当の世帯と第3子以降は免除(市立は給食なし) | 同じ条件で月5,100円までの補足給付(するかどうかは園が決める) |
| 制服・教材・行事・送迎バスなど | 実費 | 実費 |
京都市の「私立幼稚園基礎情報」では、入学金(入園料)は「なし」から14万円まで、園バスや給食の費用も園によって大きく違います。新制度の園でも、「教育充実費」などの名目で月に数千円〜1万円程度を集める園があります。
- 幼稚園の入園は制度上は満3歳からですが、市内の私立幼稚園の多くは2歳児も受け入れています。京都市は2026年4月から、私立幼稚園(と幼稚園型認定こども園)に通う第2子以降の2歳児の保育料を、所得にかかわらず無償にしています(上限は週5日で月28,000円、2026年10月から。実施は78園)。保護者から市への手続きはいりません。
- 保育が必要と認定された2歳児は、私立幼稚園の「2歳児接続保育」を、軽くなった利用料で使えます(京都市民だけ)。3歳になればそのまま入園できます。
預かり保育が無償になる条件
幼稚園の教育時間(朝からお昼過ぎごろまで)の前後や夏休みなどに子どもを預かるのが「預かり保育」です。保護者のいずれも(ひとり親の場合はその保護者)が、働いている(月48時間以上)、介護をしている、求職中などの「保育が必要な理由」に当てはまれば、新2号認定を受けて無償で使えます。2026年4月時点で、保育が必要な条件に当てはまる子どものうち約2,800人が、京都市内の幼稚園に通っています。
- 上限は2026年10月に上がりました(9月までは利用日数×450円、月11,300円まで)。月20日使うなら上限は9,800円、月26日以上なら12,300円です。実際の利用料のほうが安いときは、その額までです。
- 満3歳(3歳の誕生日の前日から最初の3月31日まで)の預かり保育は、保育が必要な理由に当てはまり、市民税非課税世帯の場合だけ対象です(月17,700円まで)。
- 育児休業中は、新たに新2号認定を受けられません(すでに園に通っていて、下の子の育児休業に入った場合などは除く)。
- 市立幼稚園は、全園で平日(夏休みなども含む)の朝8時から、通常の保育のあと18時まで預かり保育をしています。料金は時間帯で決まり、例えば通常の日の14時〜18時は1日400円、夏休みなどの8時50分〜18時は1日900円です。新2号認定なら、上限まで最初から支払いが免除されます。夏休みなどの間は、預かり保育を休む日もあります。
- 私立幼稚園・認定こども園では、いったん園に利用料を払い、3か月ごとに市から払い戻されます。園がまとめて申請するかどうかは、園に確かめます。
- 預かり保育の時間や日数は園ごとに違います。教育時間と預かり保育を合わせて平日8時間未満などの園では、足りない分を一時預かりや認可外保育施設などで補ったときも、無償化の対象になることがあります。
保育園との違い
幼稚園と保育園(京都市)
| 項目 | 幼稚園 | 保育園 |
|---|---|---|
| 使える人 | 保育が必要かどうかにかかわらず使える | 保護者のいずれもが、仕事などで保育が必要な場合 |
| 時間の目安 | 朝からお昼過ぎごろまで(教育時間は1日4時間が標準)。預かり保育で夕方まで | 朝から夕方まで(保育短時間8時間・保育標準時間11時間) |
| 申込み | 通いたい園に直接 | 区役所・支所などに申し込み、市が利用調整(2027年4月入所の一次調整は11月13日まで) |
京都市の幼稚園児は2016年度から4割減
京都市の幼稚園の園児数(各年5月1日)
- 2016年度
- 2017年度
- 2018年度
- 2019年度
- 2020年度
- 2021年度
- 2022年度
- 2023年度
- 2024年度
- 2025年度
2016〜2025年度の園児数の減り(約43%)は、同じ期間の京都市の0〜5歳の人口の減り(約27%、各年4月1日)より大きくなっています。
注意点
- 市や各園の資料には、2026年9月までの上限額(私学助成園の月25,700円など)が載ったままのものがあります。
- 園児が少なくなった市立幼稚園は、京都市のガイドラインで、その年度と翌年度の園児数がともに10人を下回ると、翌年度に行う募集を止め、在園している子が全員卒園した年度末で閉園することになっています(在園中の子は卒園まで通えます)。園の状況は、京都市教育委員会の案内や各園で確かめてください。
- 入園料や制服、バス、給食などの費用と、預かり保育の時間は、願書を出す前に説明会や見学で確かめてください。
出典
- 京都市教育委員会:京都市立幼稚園 園児募集(令和9年度)
- 京都市教育委員会:京都市内の公立(市立)幼稚園一覧
- 京都市教育委員会:京都市立幼稚園に入園するには
- 京都市教育委員会:京都市立幼稚園の預かり保育について
- 京都市教育委員会:「京都市立幼稚園における豊かな幼児教育を保障するためのガイドライン」について
- 京都市:京都市内の私立幼稚園等(94園)一覧
- 京都市:京都市の私立幼稚園の御案内(チラシ、PDF)
- 京都市:1号認定の御案内
- 京都市:令和9年度利用に伴う教育・保育給付認定手続について(PDF)
- 京都市:幼児教育・保育の無償化に係る施設等利用給付認定の申請について
- 京都市:幼児教育・保育の無償化の利用施設別の御案内について
- 京都市:私立幼稚園(新制度に移行した私立幼稚園を除く)・国立幼稚園等の無償化
- 京都市:新制度に移行した幼稚園の無償化
- 京都市:市立幼稚園の無償化
- 京都市:保育が必要な理由(新2号認定・新3号認定)
- 京都市:施設等利用費の支給申請について
- 京都市:幼児教育・保育の無償化に係る特定子ども・子育て支援施設等一覧
- 京都市:私立幼稚園における第2子以降2歳児の保育料無償化について
- 京都市:私立幼稚園による2歳児接続保育事業について
- 京都市:令和9年度保育利用申込みの御案内
- 京都市:令和8年4月保育所等及び学童クラブ事業における利用児童等の状況(PDF)
- 京都市統計ポータル:学校基本調査
- 京都市統計ポータル:統計解析No.156「令和7年度学校基本調査の集計結果」(PDF)
- こども家庭庁:幼児教育・保育の無償化概要
- こども家庭庁:幼児教育・保育の無償化に関する自治体向けFAQ【2024年7月1日版】(PDF)
- こども家庭庁:子ども・子育て支援新制度の事業者向けFAQ(幼稚園に関すること、PDF)
- 文部科学省:幼稚園教育要領解説(PDF)
各資料は2026年10月17日時点のものです。区ごとの園の数は、私立幼稚園等(94園)一覧と市立幼稚園一覧からFAMISMAが集計した値です。
