地名・読み方

よみいもあらい

一口

別の表記・呼び方東一口(ひがしいもあらい)・西一口(にしいもあらい)・一口村

ひとことで言うと

一口は「いもあらい」と読み、久御山町の東一口・西一口に残る地名です。巨椋池の水の出口に由来するとされますが、なぜ「いもあらい」と読むのかは諸説あり、決定的な説はないとされています。

30秒でわかる要点

  1. 東一口は「ひがしいもあらい」と読む

  2. かつては巨椋池の漁業集落だった

  3. 読み方の由来は諸説あり定まっていない

「ひとくち」ではなく「いもあらい」

久御山町の東一口は「ひがしいもあらい」、西一口は「にしいもあらい」と読みます。漢字だけを見ると「ひとくち」と読みたくなりますが、地名としては「いもあらい」です。京都府登録無形民俗文化財の「東一口のとんど」など、地域の行事名にもこの地名が使われています。

巨椋池とともにあった漁業の村

東一口は、かつて巨椋池のほとりで漁業を営んだ集落です。久御山町によると、豊臣時代の築堤で巨椋池はいくつもの池に分かれ、その八割を占める「大池」で漁ができたのは東一口村ほか2町村だけでした。なかでも東一口村は鳥羽上皇の時代に下賜された特権的な漁業権を持ち、大池の七割を占有していました。京都市観光協会の記事では、昭和8年に巨椋池の干拓工事が着工されるまで、主に漁業を営む集落だったと紹介されています。

なぜ「いもあらい」?由来は諸説

京都市観光協会の紹介では、一口の地名は巨椋池から淀川への唯一の水の出口であることに由来するとされます。一方、「いもあらい」と読む理由には諸説あり、疫病を払う「忌み祓い」が転じた説や、芋の泥を洗い流した説などが挙げられ、決定的なものはないとされています。

この項目のミニクイズ

読んだ内容を、2問の四択で確かめてみましょう。

  1. 久御山町の地名「東一口」の読み方は?

  2. 東一口(ひがしいもあらい)は、かつてどの池の漁業でさかえた集落?

出典・確認情報

内容確認日:2026年10月3日

更新日:2026年10月3日

  1. 久御山町「とんど」
  2. 久御山町「追憶の巨椋池」
  3. 京都市観光協会「前川堤の桜並木@久御山町 東一口(ひがしいもあらい)」
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