よみおくどさん
おくどさん
別の表記・呼び方かまど(竈)
ひとことで言うと
おくどさんは、米や料理を煮炊きするかまどを指す京ことばです。京町家では通り庭の中ほどか、やや奥の土間に設けられ、防火と排煙のために上部が火袋という吹き抜けになっています。30秒でわかる要点
かまどを指す京ことば
京町家の通り庭の土間に設ける
上部は火袋という吹き抜け
かまどを指す京ことば
京都市の「京都をつなぐ無形文化遺産」の資料は、米や料理を煮炊きするかまどのことを京ことばで「おくどさん」と呼ぶと説明しています。なお、京都市観光協会の「京都観光Naviぷらす」は、京ことばには「お芋さん」「お豆さん」のように名詞に「お〜さん」を付けて敬いの気持ちを表す表現があると紹介しています。
通り庭の土間と火袋
おくどさんは、町家の通り庭の中ほどか、やや奥の土間に設けられます。京都市の「京町家のいろは」によると、炊事場である走り庭の上部は、炊事の煙や火の粉を処理するために吹き抜けた「火袋」になっています。万が一かまどから火が出ても、ほかの部屋に燃え移らないための工夫です。
正月飾りと火伏のお札
「京町家のいろは」は、お正月にはおくどさんにも正月飾りをして鏡餅を供えると紹介しています。また、1年に1つずつ7年かけてそろえる布袋さんをおくどさんの上の荒神棚に並べることや、愛宕神社で授かる「火迺要慎(ひのようじん)」のお札をおくどさんの近くに貼る習わしも紹介されています。
この項目のミニクイズ
読んだ内容を、2問の四択で確かめてみましょう。
京ことばの「おくどさん」が指すものは?
京町家で、おくどさんのある走り庭の上部に設けられた吹き抜けを何と呼ぶ?
出典・確認情報
内容確認日:2026年10月3日
更新日:2026年10月3日
