京都十六社朱印めぐりと都七福神まいり――正月の巡拝
別の表記・呼び方京都十六社朱印めぐり・十六社めぐり・都七福神まいり・都七福神めぐり・京都 七福神めぐり・京都 正月 御朱印めぐり

要点
十六社めぐりは例年元日〜2月15日。朱印料は1社300円、専用の朱印帳は無料
2026年から新熊野神社が退会し、菅原院天満宮が加わった
都七福神は京都市内の6社寺と宇治市の萬福寺。御朱印料は500円
どちらも回る順番は自由。毎月7日は都七福神のご縁日
二つの巡拝を比べると
十六社めぐりは神社だけを、期間を区切って回る行事です。都七福神まいりは神社と寺を合わせた7か所を回るもので、期間の決まりはありません。どちらも出発する場所や順番は決まっていないので、近いところから回り始められます。
京都十六社朱印めぐりと都七福神まいり
| 京都十六社朱印めぐり | 都七福神まいり | |
|---|---|---|
| 回る所 | 16の神社 | 7つの社寺(神社1、寺6) |
| 期間 | 元日〜2月15日 | 一年中(御宝印は毎日) |
| 受付時間 | 9時〜17時(3社は16時まで) | 9時〜16時(社寺によっては16時30分まで) |
| 料金 | 朱印料1社300円 | 御朱印料500円 |
| 用意されているもの | 専用の朱印帳(無料) | 御軸・大護符(色紙)・御宝印帖 |
| 記念の印 | 16社目で巡拝成就印(干支置物も) | 毎月7日に金印(金印料なし) |
京都十六社朱印めぐりのしくみ
十六社めぐりは、京都の古社16社を年の初めに参拝して朱印を受けるもので、すべての神社に参ると一年のあらゆるご利益が得られるとされます。期間は元日から2月15日まで、受付は毎日9時から17時までで、市比賣神社・京都熊野神社・御香宮の3社は16時までです。1月1日から3日は初詣で混み合います。
専用の朱印帳は期間中に16社のどこでも無料で受けられますが、なくなり次第終わります。朱印料は1社300円です。専用の朱印帳で16社すべての朱印を受けると、16社目の神社でいつもの朱印に加えて「巡拝成就印」が押され、初詣の記念の干支置物が授けられます。巡拝成就印も神社ごとに違い、どこを最後にするかで変わります。置物のデザインは変わる場合があります。
2026年からは、新熊野神社が退会して菅原院天満宮が新たに加わりました。新熊野神社では十六社の朱印は受けられません。
十六社の一覧
16社は北区から伏見区、長岡京市まで、京都の四方に散らばっています。八坂神社、北野天満宮、下鴨神社・上賀茂神社、伏見稲荷大社は十六社に入っていません。これらの神社は別の項目にまとめています。
京都十六社(2026年)
| 神社 | 所在地 | ご利益 |
|---|---|---|
| 今宮神社 | 北区紫野今宮町 | 健康長寿・良縁開運 |
| わら天神宮 | 北区衣笠天神森町 | 安産・厄除・子授け |
| 御霊神社(かみごりょうじんじゃ) | 上京区上御霊前通烏丸東入 | こころしづめ・厄除開運・学業成就 |
| 菅原院天満宮 | 上京区烏丸通下立売下ル | 学業成就・病気平癒・良縁成就 |
| 市比賣神社(いちひめじんじゃ) | 下京区河原町五条下ル一筋目西入 | 女人厄除 |
| 京都熊野神社 | 左京区聖護院山王町 | 縁結び・安産・病気平癒 |
| 岡﨑神社(東天王) | 左京区岡崎東天王町 | 子授け・安産・縁結び・厄除 |
| 熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ) | 左京区若王子町 | 学業成就・商売繁昌 |
| 粟田神社 | 東山区粟田口鍛冶町 | 旅立ち守護・厄除 |
| 豊国神社 | 東山区大和大路通正面茶屋町 | 出世開運・厄除招福・良縁成就・商売繁昌 |
| 六孫王神社(ろくそんのおうじんじゃ) | 南区壬生通八条角 | 出世開運・家運隆昌・守護神 |
| 吉祥院天満宮 | 南区吉祥院政所町 | 受験合格・開運招福 |
| 藤森神社 | 伏見区深草鳥居崎町 | 勝運と馬の神社 |
| 御香宮(ごこうのみや) | 伏見区御香宮門前町 | 安産・厄除・病気平癒 |
| 西院春日神社 | 右京区西院春日町 | 病気厄除・厄除・病気快癒・交通旅行安全 |
| 長岡天満宮 | 長岡京市天神 | 学問の神様 |
都七福神まいり――七福神と7つの社寺
七福神の信仰は室町時代の京都が発祥とされ、都七福神まいりは日本最古の七福神めぐりともいわれます。七福神のうち大黒天・毘沙門天・弁財天はインド、福禄寿神・寿老神・布袋尊は中国の神様です。初めは大黒さんとゑびすさんが「二福神」としてまつられ、室町時代に竹林の七賢になぞらえて5人の神を加え、七福神になったと伝わります。
新春にめぐると、七つの災いがたちまち消えて七つの福が生まれる(七難即滅、七福即生)とされ、とくにご利益が大きいと考えられています。各社寺には御軸・大護符(色紙)・御宝印帖が用意されていて、御朱印料は令和6年(2024年)4月から500円です。大護符そのものは2,000円からです。御宝印は毎日9時から16時まで(社寺によっては16時30分まで)受けられます。
都七福神と社寺
| 福神 | 社寺 | 所在地 | ご利益 |
|---|---|---|---|
| ゑびす神 | 京都ゑびす神社 | 東山区大和大路通四条下ル | 商売繁盛 |
| 大黒天 | 松ヶ崎大黒天(妙円寺) | 左京区松ヶ崎東町 | 開運招福 |
| 毘沙門天 | 東寺(教王護国寺) | 南区九条町 | 七福即生 |
| 弁財天 | 六波羅蜜寺 | 東山区ロクロ町 | 福徳自在 |
| 福禄寿神 | 赤山禅院(せきざんぜんいん) | 左京区修学院赤山町 | 延寿福楽 |
| 寿老神 | 革堂(行願寺) | 中京区寺町通竹屋町上ル | 不老長寿 |
| 布袋尊 | 黄檗山萬福寺 | 宇治市五ケ庄三番割 | 諸縁吉祥 |
毎月7日のご縁日と金印
毎月7日は都七福神のご縁日で、この日は各社寺で金印が授けられます。金印料はかかりません。2026年は1月に限って、7日(水)から13日(火)までの7日間、金印が授けられました。
正月一日の夜、宝船に乗った七福神の絵を枕の下に入れて寝ると幸運が訪れる、という言い伝えもあります。
今どこで回れる?/行き方と子ども連れの注意
十六社めぐりの期間は1か月半あり、順番も自由なので、家族で回るなら東山・左京、伏見、西院・長岡京のように地域ごとに日を分けると無理がありません。朱印帳は無料ですが、記念品の対象になるのは専用の朱印帳で16社すべての朱印を受けた人だけです。
都七福神は左京区修学院の赤山禅院から宇治市の萬福寺まで、南北に離れています。1月には京都定期観光バスの「都七福神めぐり」コースが運行され、2026年は1月1日から31日まで毎日、JR京都駅烏丸口から出ていました。公共交通で回る場合の駅からの道のりは、次が目安です。
- 萬福寺: JR奈良線・京阪宇治線の黄檗駅から徒歩5分
- 松ヶ崎大黒天: 地下鉄烏丸線の松ヶ崎駅から徒歩約20分。北大路バスターミナルから「北8」で「松ヶ崎大黒天」下車、徒歩約5分
- 赤山禅院: 叡山電車の修学院駅から徒歩20分
- 長岡天満宮(十六社): 阪急の長岡天神駅から徒歩10分
- 御香宮(十六社): JR桃山駅、近鉄桃山御陵前駅、京阪伏見桃山駅が最寄り
この項目のミニクイズ
京都十六社朱印めぐりで、期間中に専用の朱印帳で16社すべての朱印を受けると、16社目の神社で授けられるものは?
都七福神まいりで、七福神で唯一の女神・弁財天を受け持つ東山区の寺は?
出典・確認情報
内容確認日:2026年10月29日
更新日:2026年10月29日
