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京都市の学童保育(学童クラブ) 料金・時間・申込みと、放課後まなび教室との違い

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放課後の児童館で、ランドセルが並び、子どもたちが宿題や遊びをしているイラスト

小学校に入ると、保育園のように夕方まで預かってもらえる場所を探す必要があります。京都市では、いわゆる学童保育を「学童クラブ事業」と呼び、主に児童館で行っています。料金、時間、申込みの流れと、共働きでなくても使える「放課後まなび教室」との違いを、京都市の募集案内や報道発表資料からまとめました。

この記事のポイント

  • 京都市の学童保育は「学童クラブ事業」です。児童館・学童保育所の140か所(令和8年度の募集の一覧)と、7つの小学校の中にある「放課後ほっと広場」で行っています。
  • 対象は、保護者が仕事や病気などで放課後に子どもをみられない家庭の小学1〜6年生です。日曜・祝日・年末年始を除く毎日、平日は放課後から、土曜と長期休みは午前8時から、午後6時30分まで開いています。
  • 料金(令和8年度)は、児童館・学童保育所の1人目が月9,000円〜12,000円(8月は一律13,000円)、放課後ほっと広場が月5,400円〜7,200円(8月は7,800円)です。同時に通うきょうだいは2人目が半額、3人目からは無料で、所得による減免もあります。
  • 登録児童は令和8年4月1日に18,157人で、前の年より683人増えました。待機児童は平成24年度から0人です。4月からの利用の募集は、令和8年度は12月に発表され、1月5日から2月14日まで受け付けました。

京都市の学童保育は「学童クラブ事業」

国の制度では「放課後児童クラブ(放課後児童健全育成事業)」と呼ばれるもので、京都市では「学童クラブ事業」という名前です。行う場所によって、次の4つに分かれます。

京都市で学童クラブを行う場所

場所どんなところか申込先
児童館学童クラブのほとんどはここ。自由に遊びに来る子と、学童クラブの子が一緒に過ごす各児童館
学童保育所学童クラブだけを行う施設。小学校の中にあるところもある各学童保育所
放課後ほっと広場児童館などの学童クラブがない地域で、小学校の中で行う(「ゆうゆうクラブ」)。その小学校の子だけが使える各放課後ほっと広場
地域学童クラブ民間の団体が市の補助を受けて行う。料金や時間は団体ごとに違う各地域学童クラブ
京都市「児童館事業・学童クラブ事業」「令和8年度学童クラブ事業等登録児童の一斉募集」と、放課後まなび教室のパンフレットから。児童館・学童保育所は、市が委託した社会福祉法人などが運営している。

市のページ(2025年4月時点)には地域学童クラブが14か所載っていますが、そのうち藤森学童クラブは令和8年4月から市の学童保育所になりました。地域学童クラブの料金や申込方法は、それぞれの団体に確かめてください。

使える家庭と、開いている日・時間

  • 対象は小学1年生から6年生です。保護者が家の外または家の中でふだん働いている、または病気などで子どもをみられないことが条件で、同居の親族などがみられる場合は対象外です。集団で過ごすことがとても難しい場合も対象外とされています。
  • 障害やアレルギーなど配慮が必要な場合は、申し込む前に施設に相談します。京都市外に住んでいて使う場合は、料金に加えて費用がかかることがあります。
  • 春から1年生になる子は、保育園などの年長のうちに「1年生」として申し込みます。
  • 開いているのは、日曜・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)を除く毎日です。放課後ほっと広場は、学校閉鎖日も休みです。
  • 平日は学校が終わってから午後6時30分まで、土曜日と夏休みなどの長期休みは午前8時から午後6時30分までです。市の資料では、終わる時刻は午後6時30分です。それより遅くなる場合は施設に確かめてください。
  • 1クラスはおおむね40人で、どのクラスにも職員が2人(うち1人は放課後児童支援員)います。

料金(令和8年度、月額)

1人目の月額(基本額、令和8年度)

使い方児童館・学童保育所放課後ほっと広場
平日のみ・午後5時まで9,000円5,400円
平日のみ・午後6時30分まで11,000円6,600円
平日と土曜・午後5時まで11,000円6,600円
平日と土曜・午後6時30分まで12,000円7,200円
8月(使い方に関係なく一律)13,000円7,800円
京都市「学童クラブ事業の利用料金について」「放課後ほっと広場事業の利用料金について」(令和8年度)から。料金は市の基準をもとに各運営団体が決めるため、申込先の施設の料金を確認してください。児童館・学童保育所の料金は令和7年度と同じ。
  • 学童クラブ(児童館・学童保育所・放課後ほっと広場)に同時に通うきょうだいは、いちばん下の子を1人目として、2人目が半額、3人目からは無料です。
  • 料金のほかに、おやつ代や教材費などの実費がかかります。金額は施設ごとに違います。
  • 登録した月から料金がかかり、月の途中でやめてもその月の料金は戻りません。前もって「その月はまったく使わない」と申し出れば、その月はかかりません。

所得などによる減免(児童館・学童保育所、平日のみ・午後6時30分まで、1人目の月額)

区分主な対象月額
減免①生活保護を受けている世帯、中国残留邦人等の支援給付を受けている世帯など0円
減免②市府民税が非課税、または均等割だけ課税の世帯1,700円
減免③市府民税だけ課税されている世帯(所得税は非課税)3,200円
減免④就学援助を受けている世帯、ひとり親家庭等医療費支給制度を受けている世帯6,000円
減免②の世帯のうち、ひとり親家庭か、障害のある人がいる世帯は減免①(0円)。減免を受けるには、証明書類を付けた減免申請書を施設に出す(オンラインでは出せない)。年度の途中で更新の手続きがある。失業や病気などで収入が急に下がった世帯の減免もある。

申込みの時期と流れ

4月から使う場合は、前の年度の冬に一斉募集があります。2026年10月15日の時点で、令和9年度(2027年4月から)の募集はまだ発表されていません。参考に、令和8年度は次の日程でした。

令和8年度(2026年4月から)の一斉募集

手続き日程・方法
募集の発表2025年12月17日
申込みの受付2026年1月5日(月)〜2月14日(土)
申込みの方法原則オンライン。児童館・学童保育所は京都市児童館学童連盟のサイトの区別一覧から、放課後ほっと広場は市のページのリンク一覧から、各施設の申請サイトへ進む(ほっと広場の書類は児童館用と別)。難しい場合は、施設に申請書を持って行くか簡易書留で郵送
締切の後申し込めるが、書類を出した日によって使い始められる日が変わる
京都市「令和8年度学童クラブ事業等登録児童の一斉募集」から。年度の途中から使う場合は、使いたい日の3か月前から前日まで受け付ける(京都市の実施要綱)。
  1. 通える施設を探す通う小学校の近くの児童館・学童保育所を探します。放課後ほっと広場は、その小学校の子だけが使えます。分室がある施設もあるので、場所を確かめます。
  2. 就労証明書などを用意する保護者が子どもをみられないことを示す書類が必要です。仕事なら就労証明書で、オンライン申請では写真やスキャンでも出せます。病気・介護などの場合は診断書などが要ります。
  3. 受付期間に申し込むオンライン申請には、申請システムからのメールを受け取れるメールアドレスが必要です。きょうだいが別々の施設に通う場合は、それぞれの施設に申し込みます。
  4. 料金と実費を確かめる施設の料金と、おやつ代などの実費を確かめます。減免を受ける場合は、申請書と証明書類を施設に出します。

登録児童はほぼ毎年増え、3年生以上も増えている

学童クラブの登録児童数(各年4月1日)

  • 2015年11,628人
  • 2016年12,701人
  • 2017年13,366人
  • 2018年14,076人
  • 2019年14,657人
  • 2020年15,135人
  • 2021年15,103人
  • 2022年15,483人
  • 2023年16,198人
  • 2024年16,861人
  • 2025年17,474人
  • 2026年18,157人
京都市「令和8年4月保育所等及び学童クラブ事業における利用児童等の状況」の報道発表資料のグラフから。放課後ほっと広場と地域学童クラブを含む。2015年度から、対象が小学3年生までから6年生までに広がった。

登録児童は10年あまりで6千人以上増え、令和8年4月1日は18,157人でした。京都市は、利用が増える施設を中心に小学校の中にも場所を確保していて、待機児童は平成24年度から0人が続いています。

学年別の登録児童数(令和7年と令和8年、各4月1日)

  • 令和7年
  • 令和8年
  • 1年生令和7年 4,758人令和8年 4,778人
  • 2年生令和7年 4,545人令和8年 4,552人
  • 3年生令和7年 3,665人令和8年 3,912人
  • 4年生令和7年 2,612人令和8年 2,665人
  • 5年生令和7年 1,325人令和8年 1,524人
  • 6年生令和7年 569人令和8年 726人
京都市の報道発表資料(令和8年5月18日)の表から。

登録児童は1・2年生が多く、学年が上がるほど少なくなります。それでも令和8年は、3年生が247人、5年生が199人、6年生が157人増えました。

区ごとの実施場所と登録児童数

区ごとの学童クラブの実施場所(令和8年度)と登録児童数(令和7年4月1日)

区児童館・学童保育所放課後ほっと広場登録児童数(令和7年4月)
北区10か所—1,227人
上京区6か所1か所877人
左京区16か所1か所2,158人
中京区8か所—1,407人
東山区6か所—364人
山科区12か所—1,486人
下京区4か所1か所866人
南区14か所1か所1,353人
右京区15か所2か所2,146人
西京区18か所—2,201人
伏見区31か所1か所3,389人
合計140か所7か所17,474人
実施場所は、令和8年度の一斉募集の一覧(令和8年4月からの新設を含む)をFAMISMAが区ごとに数えたもの。地域学童クラブは含まない。登録児童数は京都市放課後対策事業検討会議(令和8年3月)の資料の表で、洛西を西京区に、深草・醍醐を伏見区に含めて足し合わせた。放課後ほっと広場と地域学童クラブの登録を含む。区ごとの令和8年の数は見つからなかった。

施設ごとの定員や空き状況は、今回確認した市の資料には見当たりませんでした。通いたい施設が決まったら、早めに施設に問い合わせると安心です。

放課後まなび教室・児童館との違い

共働きなどの条件がなくても使える放課後の場として、すべての小学校区で開かれている「放課後まなび教室」と、児童館に自由に遊びに行く「自由来館」があります。

京都市の放課後の居場所の違い

項目学童クラブ(児童館・学童保育所)放課後まなび教室児童館の自由来館
使える子保護者が放課後みられない家庭の1〜6年生その小学校の子(家庭の条件なし)0歳〜18歳未満の子どもと保護者
日・時間日曜・祝日・年末年始以外の毎日。〜午後6時30分月〜金のうち週3〜5日。授業の後〜最長午後6時基本的に午前10時〜午後6時30分
費用月9,000〜12,000円(1人目。8月は13,000円)+おやつ代など参加無料(保険料が年800円)無料
すること遊びや体験など、生活の場として過ごす宿題・読書などの自主学習や文化的な活動遊びや体験活動
申込先希望する児童館・学童保育所子どもが通う学校(実行委員会)基本的に申込み不要
京都市「放課後まなび教室」のパンフレットの比較表と、学童クラブの募集案内、京都市児童館学童連盟の「よくあるご質問」から。まなび教室の終わる時刻や、長期休みに開くかどうかは学校ごとに違う。

放課後まなび教室は、令和7年度に155校区で開かれ、10,388人が登録していました(11月末時点)。土曜や長期休みにも預かりが必要なら学童クラブ、平日の放課後に学校で過ごせればよいならまなび教室が候補になります。令和7年度は、まなび教室に登録した子の約2割(2,227人)が学童クラブにも登録していました。

注意点と問い合わせ先

  • この記事は2026年10月15日に確認した京都市の資料をもとにしています。令和9年度の募集の日程や料金は、発表されたら京都市の一斉募集のページで確認してください。
  • 施設の数は資料によって少し違います(令和7年4月の会議資料では児童館・学童保育所が139か所)。この記事では、令和8年度の一斉募集の一覧を数えた数を使っています。
  • 登録の手続きは希望する施設に、制度については京都市の育成推進課(075-222-3987)に問い合わせます。放課後まなび教室は、子どもが通う学校に問い合わせます。
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出典

各資料の内容は2026年10月15日にFAMISMAが確認しました。区ごとの実施場所の数は、令和8年度の一斉募集の一覧からFAMISMAが数えたものです。登録児童数の推移は報道発表資料のグラフの数字ラベルから読み取ったもので、令和6〜8年は表の数字と一致することを確かめています。

記事の数字は、自治体の公表資料をもとにFAMISMAが集計した参考値です。制度や受付の内容は変わることがあるため、手続きの際は必ず自治体の公式情報をご確認ください。

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